今年も8月15日(木)、市小木地区の精霊流しが無事執り行われました。8月4日(日)、竹で精霊船の骨格作りと編んだ藁を骨格に巻きつける作業を行いました。当日(15日)は、お盆で帰省していた大人や子どもも手伝い、午後7時頃から『チンカン、チンカン、ドーイ、ドイ!』と掛け声をかけながら、地区内の家々を回り、提灯などをいただき船に飾り付けて行きます。そして、大口橋の上で船を止め、花火をあかして先祖の霊を供養します。その後、船をトラックに積むと久賀農協の手前まで爆竹を鳴らしながら運びます。最後は船を担いで海の中に入り、約150メートル沖まで泳いで船を運ぶと船に火を点火しました。
この素晴らしい伝統がいつまでも続くといいですね。
写真と資料提供:久賀公民館 塩脇主事