団体「カメリアin久賀（代表：田端比知郎）」が、里山整備の一環として、福見岳や内海岳に登る山林道の除伐、間伐、枝打ちなどの作業を行っています。この作業は森林内を明るくし、景観を保ち、林床の植物を保護し、災害に備えるものです。そして、この作業によって内海岳（標高233m）に登る道が立派に整備され、だれでも利用できる登山道ができあがりました。
県道の入り口から頂上までは約3キロの山林道が続きます。中腹あたりの道沿いには、イノシシが掘り起こした新しい痕跡もありますが、頂上まできれいに間伐され、森林と登山道が明るく見通し良く整備されています。頂上付近の勾配は少しきついのですが、全体に良いトレッキングコースになりました。
内海岳トレッキングコースができたことを知った久賀小中学校の久保教頭先生、永田先生、小学校4年生の千晶ちゃん、松倉駐在所さん、久賀公民館の塩脇主事が実際にトレッキングコースを登ってみました。所要時間は片道約1時間でした。頂上付近の勾配が千晶ちゃんにはきつそうでしたが、最後まで一人で歩き通すことができました。頂上からは奈留島、若松島、中通島を見渡せる絶景が広がっていて、皆「素晴らしい！登ってきてよかった。」と感激していました。
木々の息吹を感じながらトレッキングコースを歩き、山頂では絶景に癒され、お弁当を楽しんで春の一日を過ごすのはいかがでしょうか。山を歩くだけで、なぜか心も体も健康になる気がしますね。久賀島在住のかたはもちろん、島外の方も久賀島訪問の折には時間を作って、気持ちの良いトレッキングコースを歩いてみませんか？皆様で内海岳トレッキングコースをご堪能ください。
写真＆資料：久賀公民館塩脇主事 提供
